みかん箱

ゲーマー備忘録

Bloodborneをトロコンまでプレイしてしまった

Bloodborne

フロムゲーをやろう!企画の最終回です。

サクッと1周遊ぶか~って思ってプレイしたら予想外にのめり込み、トロコンまでプレイしちゃいました。せっかくなので感想を書きなぐっていきます。ネタバレはあります。

 

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過去のフロムゲーをやろう!の回はコチラ。

 

sansara.hateblo.jp

 

sansara.hateblo.jp

 

 

 

もくじ
  1. プレイした感想
  2. 楽しかったボス
  3. 結局ダクソと隻狼とブラボどれがいいのよ
  4. おわりに

 

結局フロムゲーを触るのならどれがいいのよって方は「3. 結局ダクソと隻狼とブラボどれがいいのよ」の項をお読みいただければ幸いです。

 

1. プレイした感想

 

超面白かったです。

 

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はじめてフロムゲーをやる際におすすめは何?と聞かれると挙げられることが多い3作品である「ダークソウルⅢ」、「隻狼」、そして今回私がプレイした「Bloodborne」通称「ブラボ」。

 

ソウルボーンと呼称されるフロム・ソフトウェアの死にゲーの中でも本作Bloodborneは最高クラスの難易度と聞き及んでいましたが、その前評判に違わぬ歯ごたえのゲームでした。

 

ブラボといえば有名なのが「ガスコイン神父」のトロフィー獲得率。狩人たるプレイヤーが最初に出会う"撃破必須"のボスなのですが、そのトロフィー獲得率は執筆時点(2021/10/2)で45.4%となっています。

 

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この獲得率は、ダークソウルⅢでいえば「王子ロスリック」の44.4%

 

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隻狼で言えば、「葦名弦一郎」の44.0%より少し上、程度です。

 

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ブラボは異様な頻度でセールされていたり、過去にフリープレイのタイトルに選ばれていたりしたため単純な比較はできませんが、それにしても45%はあまりにも低いです。

 

何が言いたいかというと、ブラボは序盤のヤーナムキャンプファイアーがあまりに厳しすぎる!というか、プレイヤーの強さに対する相対的なステージの難易度で言えば、ラストステージに匹敵するレベルに難しいんじゃないですかあれ!

 

まあ敵を無視して走り抜けるのが正解と気付ければいいんですけど、真正面から全員処理しようとして散って行く狩人たちを何人も見てきたので……

 

他にも、ブラボは「ガード行動」が極端に弱いのも難しい点だと思います。

隻狼のガードしかり、ダクソの盾しかり、リスクリターンの大きいフレーム回避か安定択のガードか、を選択して戦うことができました。しかし、ブラボは盾が弱いです。よって、狩人はパリィかフレーム回避かを強いられることになります。フレーム回避をミスったら死が見えるため、安定択のガードで様子見ができない、というのはやはりキツかったです。

 

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……まあ、パリィが行動としてめちゃくちゃ強いうえに決まった時の爽快感も格別なので戦闘の楽しさ自体はブラボが一番楽しいと感じました。ヤーナム最高!

 

 

ストーリー、というかこのゲームの雰囲気について。

 

……あまりにも陰鬱すぎてプレイしていると気が滅入ってきます。特に序盤の市街地とか禁域の森とか。

 

把握できたストーリの概要について。

序盤はよくわからずに、とりあえず「獣」を狩っていた主人公こと狩人様ですが、次第に「獣」の原因が「地球外からやってきた上位者たち」によって引き起こされているものだと気づいた……みたいなストーリーでいいんですかね?正直自分も啓蒙が高まっていないので理解しきれてません(放棄)。

 

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「儀式の秘匿は破れた。悪夢の赤子を探せ」という一文、とても好きです。

 

また、敵のデザインが「獣」らしいものから徐々に「狂気」が混じり始め、ロマ撃破後から完全に「異形」へと変化していく過程はプレイしながら「うへぇ……」となりました(褒めてる)。

 

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個人的に序盤のゴシックホラーな雰囲気も後半のコズミックホラーな雰囲気も大好きなので、この陰鬱な世界観にどっぷり浸かれるゲームデザインがとても素敵でした。

すべてを語らずに考察…というか妄想の余地が残っているのも、こういうゲームの演出としては最高ですね。

 

唯一面倒だったのは聖杯ダンジョンですかね……同じ景色が延々と続いていて、しかも儀式素材をきっちり集めないと次のダンジョンに進めないということでプレイ中は「これいつ終わるの…」と思いながら走ってました。

 

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まあ、とあるゲームの「3651階層あるクソみたいなラストダンジョン」とは違って、こちらの聖杯ダンジョンは本編とは関係ない完全なおまけ要素ですからね。それに、階層ごとに挟まるボス戦はやっぱり楽しかったです。……呪いのダンジョンの旧主の番犬はクソボスでしたけどね!!!!!!

 

 

総じて、世界観、アクションゲームの楽しさ共に個人的にはかなり好みのバランスのゲームであり非常に楽しくプレイすることができました。ボスの演出も、ルドウイークを筆頭に、見ていてテンションが上がる演出が多数あり大満足でした。

 

実際にプレイする前は1周だけやってラスボス倒して記事書こうかな、と思っていましたが、あまりにも楽しすぎて結局トロコンまでプレイしてしまいました。

ダクソや隻狼に比べてトロコンが非常に簡単なゲームということもありますが、トロコンまでプレイするモチベが湧いたのはやっぱりこのゲームがとても気に入ったからに他ならないです。

ダクソや隻狼もかなり気に入ったゲームではあるんですけどトロフィーのめんどくささががが

 

 

2. 楽しかったボス

 

今回はクソボs……じゃない、苦戦したボスのコーナーはありません。戦ってて楽しいボスばかりでした。

ミコラーシュとかいうミニゲーム枠は「ボス」にカウントしたくないです鬼ごっこにつき合わせるな光弾でワンパンしてくるな〇ね!

 

 

気を取り直して。

 

 

3位!ガスコイン神父!!!

 

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このボスを撃破しないでブラボやめちゃうのはマジで勿体ないです、初めて倒した時の興奮は筆舌に尽くしがたい!

 

散弾銃と斧で怒涛の連撃を仕掛けてくる上に、後半では「獣」へと変貌し、高火力でプレイヤーの心をへし折りに来るガスコイン神父。しかし「パリィ」に気づいた瞬間戦況は一変。

 

ガスコインの行動を観察し、パリィを叩き込み、初めて内臓攻撃を決めたときの脳汁の出方は半端じゃないです。

 

「Bloodborne」というゲームの面白さを存分に叩き込んでくれる最高のボスでした。このボスを倒したらもうブラボを半分クリアしたといっても過言ではないでしょう。

 

 

2位!!時計塔のマリア!!!

 

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DLCボスですみません!でも楽しかったんだもん!ブラボのDLCはめちゃくちゃ面白いからやりましょう!!!

 

素早い行動と圧倒的な手数でプレイヤーを追い詰めてくる強敵。一見隙のないボスに見えますが、しかし動きを把握ししっかりと張り付いて立ち回っていけば僅かな後隙に攻撃を叩き込める、ヒリついた緊張感のあるボスでした。

 

なによりも武器と戦闘スタイルが死ぬほどかっこいい……めちゃくちゃ完成度の高いボスなのでブラボはDLCもやりましょう(布教)。

 

 

1位!!!ゴースの遺子!!!

 

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葦名一心より時間掛かったが?????????

 

……またDLCボスです。マジでブラボのDLCは面白いのでやりましょう。

 

それはさておき、ゴースの遺子はマジで葦名一心(隻狼のラスボス)より強かったです。というか時計塔のマリアとゴースの遺子は隻狼のボスにいてもおかしくないぐらい強かった。

 

時計塔のマリアは一見隙がなさそうに見える、圧倒的なスピードで攻めてくるボスでした。

その次のボスであるゴースの遺子は、攻撃の振りも遅く、攻撃後の硬直も長く、一見隙だらけに見えるボスでした……が。

巧みなディレイと強烈な攻撃判定により被弾が積み重なり、その上火力もなかなかに高く、とんでもなく苦戦しました。

 

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このボスと戦ったことがある方には理解してもらえると思うんですけど、ゴースの遺子は人間心理的な何かにつけ込むモーションをしてると思います。一見弱そうに見えるけど、被弾を重ねて事故死が多発するボスでした。マジで強かった。

 

……強かったけど、理不尽に感じる行動は少なく、戦っていてめちゃくちゃ楽しいボスでした。今までやってきたアクションゲームのボスの中でもトップクラスに完成度の高いボスだと思います。ありがとうフロムソフトウェア

 

 

3. 結局ダクソと隻狼とブラボどれがいいのよ

 

個人的には一番気に入った作品は「Bloodborne」でした。が、この作品をフロムゲーに初めて触れる方に勧めるかというと、う~ん…といった感じ。

 

ブラボは一度理解すればめちゃくちゃ面白いんですが、理解するまでの道のりがスパルタすぎるんですよね!

その点隻狼はトレモがあったり鬼仏(篝火)が多かったりして、ゲームとしての導線がきっちりしているためフロムゲーに初めて触れる方でもなんとかなりそうな感じはありました。

ダクソⅢはゲームの導線は割と放り投げている感じはありますが、しかしそこまで積みポイントはないゲームなのでブラボと隻狼の中間といったところでしょうか。深淵の監視者は後回しにしましょう(戒め)

 

ゲームの難易度としては、

ブラボ(DLC込み)>隻狼>ブラボ(本編のみ)>ダクソⅢ

だと感じました。隻狼はボスで詰まった際にレベル上げで解決することができないのが本当にしんどかったですね……

 

で、結局「初めてフロムゲーに触れるならどれがいいの」って言われると、個人的にはダクソⅢを推したいです。

難易度、マップデザイン、ゲームシステムの配合が非常によくできたゲームであり、初めてフロムゲーに触れる方でも攻略しやすいのではないでしょうか。

 

ぶっちゃけブラボも隻狼もダクソもめちゃくちゃ面白かったので全部やるのが一番だと思いますけどね!世界観やゲームシステムで気になっている作品があるなら、その作品から触れるのもアリだと思います。

 

 

4. おわりに

 

めちゃくちゃセールしているせいで一部では「たまに値上がりするゲーム」などと揶揄されているブラッドボーン。このゲームがセール時1000円以下で買えるのは素晴らしいです、未プレイの方はぜひやりましょう。カッコいい仕掛け武器をガチャガチャ変形してるだけで割と楽しいゲームですよ!!!

 

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フロムゲーをやろう!企画について。

 

数ヵ月前は、所謂「ソウルボーン系のゲーム」について何も知りませんでしたが、ダクソⅢ、隻狼、ブラボとプレイすることにより少しはこのジャンルに対しての啓蒙が高まった気がします。

 

予想以上にハマり込んでしまったので、PS4で発売されているダクソリマスターとダクソ2を買うか検討している次第です。

 

エルデンリングもとても楽しみになりました!発売が待ち遠しいですね!

 

 

 

 

それでは、私はメルブラのトレモに向かうのでこの辺で。

 

 

 

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