みかん箱

ゲーマー備忘録

クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバースをトロコンしたので感想を書いて行く回

クラッシュバンディクー4 とんでもマルチバース

 

 

クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース、通称「クラッシュ4」または「新4」。かねてよりこのゲームが異様に難しいと聞き及んでおり、前々から興味を持っていたゲームでした。

この度2022年7月のフリープレイに追加されたので、さくっとクリアまでプレイしてみるつもりだったんですが……予想以上の難易度と面白さに、気づいたらトロコンまで遊んでしまいました。

久しぶりにアホほどハマったゲームなので、せっかくだしここに感想を適当に綴っておきます。てかめちゃくちゃ面白いゲームなのに感想を書いたブログがあんまり無いのなんで?

もくじ

  1. 感想
  2. クソステージランキング
  3. まとめ

 

1.感想

唐突ですが、私は歴代のクラッシュバンディクーシリーズをプレイしたことがありません。PS2は所持していたのですが、当時キッズだった若かりし頃の私はニンテンドーDSに現を抜かしていました。なので、今回の感想は「クラッシュバンディクーというゲーム自体を初めて触る人間の感想」となります。

このゲームに興味を持ったきっかけとしては、とある動画投稿者様が動画内で言及していたという点でした。その投稿者様は「クラッシュ4の106%RTAみたいな、人間には完走できなさそうなゲームをやってみたい」と発言しており、そこからこのゲームを知り、難易度を知った形です。

さて、そんなシリーズ初見の私がこのゲームのトロコンに費やした時間は約120時間。最後までめちゃくちゃ熱中してやってました。

難易度についてですが、前評判に違わずえげつない難易度でした……何度途中でこのゲームを投げ出そうかと考えたでしょうか……

私は最初、トロコンを狙うつもりもなく1周クリアして終わるつもりでいました。しかし、そもそも1周クリアすること自体がバカみたいな難易度に仕上がっています。

特にコルテックスのおしろ!!!!!!!!!!!!いくらラストステージ手前とはいえやっていいことと悪いことがあるだろ!!!!!!!!!!!!!!!

アクションゲームが下手なのはそうだとしても、それでも95回死んでようやく突破できるようなステージが進行必須な場所にあるのはどう考えても狂ってますよね?そんなことない?

このステージの難しさはシリーズファンの間でも語り草になる程度には狂っているらしく、なぜかアニオタ@wikiに個別記事があります。なんで?

w.atwiki.jp

まあ、このステージだけじゃなくて道中に難しいステージは無数にありました。そもそも今作のギミックとして「マスクパワー」と呼ばれる能力が存在するのですが、これの操作が非常に忙しく難しいものが多く、慣れるまで試行錯誤と操作の最適化に苦労するステージが多かったという印象です。

私はキーコンをいじったのでまだ操作しやすくなりましたが、デフォだとめちゃくちゃ難易度跳ね上がるんじゃないですかね……?

 

ストーリー自体はクラッシュシリーズ初見でもわかりやすく、面白かったです。まあストーリーを観賞するためには前述の鬼畜ギミックの数々を抜けなければならないんですけど……

あと、これはおまけ要素なんですが、今作はステージ内の目標を達成すると「みため」が解放されます。いわゆるスキンですね。これが可愛いものからカッコイイものまで結構作り込まれていて見ていて楽しかったです。

気に入ってよく使ってた4種です。特にみらいココが好き。

さて、めでたくクラッシュ4をクリアした私ですが、なぜかトロコンをしようというモチベが出てきてしまいました。なぜこんなゲームをトロコンしようと思ったのか、今思っても意味不明です。夏休みテンションのせいでしょうか?

この記事を読んでいるような方には最早説明不要でしょうが、一応今作のやばいトロフィーの条件を挙げていきます。

 

トロフィー名「すごい がんばりや」

条件:106%エンディングを見る

 

全ての元凶。

このトロフィーを達成するために、ゲーム中のあらゆる要素を踏破していかなければなりません。その要素には、後述の狂った難易度のトロフィーが含まれています。

 

トロフィー名「かんぺき しゅぎ」

条件:すべてのブッとびパーフェクトトロフィーを集める

 

狂った難易度の元凶その1。

そもそも「ブッとびパーフェクトトロフィー(以下ブッパフェ)」とは何か。クラッシュバンディクーというゲームでは、ステージ内に多数の木箱とリンゴ(マリオで言うところのコイン)が設置されています。

この木箱をすべて破壊し、リンゴを80%以上回収し、かつノーミスでクリアするとブッパフェを獲得することができます。

これが難しいのかと言われると、とんでもなく難しいのですよ……

 

まず本作の特徴として、1コースが非常に長いことが挙げられます。頑張って駆け抜けても10分以上かかるコースがゴロゴロ存在します。当然その間ずっとノーミスを要求され、木箱の見逃しも許されないため非常に集中力を要求されます。

もしミスをした場合、30秒近いローディングを挟んでコースの初めからリトライする必要があるため、徒労感が凄まじいです。

 

次に、そもそもゲームの難易度が高いという点です。先述したコルテックスのおしろを筆頭に、まずノーミスで完走すること自体が相当厳しいものになっています。

とんでもなく長いコースで針の穴に糸を通し続けるようなアクションを連続で成功させる必要があるため、精神が摩耗します。

 

最後に、木箱の全破壊が難しいという点です。破壊の難し原因として、隠し木箱とのりものギミックの2種類があります。

隠し木箱はその名の通りカメラ外やオブジェクトの裏など、プレイヤーからは見えないor見づらい位置に設置されている木箱です。これを見逃すと当然ブッパフェは取れません。

のりものギミックとは、ステージ固有のオブジェクトに搭乗したクラッシュを操作するギミックを指します。こののりものの中には一度前に進むと後戻りができない強制スクロールのようなシステムのものがあり、一度箱を取り逃すとその時点でコースのやり直しが確定します。

壊すのが難しい木箱はほかにもありますが、私はこの2つが鬼門でした。

せっかくノーミスでクリアしたのに、リザルトで木箱が1つ足りなかった時の絶望感と言ったら……ほんとに心が折れるかと思いました……

そんなこんなで、このブッパフェを全38コース分集める必要があるのですが、これが異常に難しかったです。クソコース……もとい、苦労したコースは後にまとめます。

 

トロフィー名「だれより はやい」

条件:すべてのコースでタイムアタックのプラチナレリックを獲得する

 

狂った難易度の元凶その2。

今作にはすべてのコースでタイムアタック(以下TA)を行うことができ、その結果を記録することができます。

また、各々のコースには規定タイムが設定されており、その規定タイムより速いタイムを叩き出すとレリックを獲得することができます。

規定タイムは3段階存在し、それぞれ遅いタイムから「サファイアレリック」「ゴールドレリック」「プラチナレリック」となっています(さらに上位のスタッフレコードであるパープルレリックも存在しますが、トロコンには必要ないため割愛)。

このプラチナレリックが非常に厳しいタイム設定となっており、獲得に苦労しました。

 

まずTAの前提として、コースをノーミスで走破しなければそもそもタイムが記録されません。クソ長くてクソ難しいコースをノーミスで、です。

これに関しては、TA内では箱の配置が変更され1回被弾を無効化する「アクアク」が増えるので救済措置があるように見えますが、しかし即死トラップの多い本作で1回被弾を無効化したところで……みたいな感想にはなります。

つまり、そもそも完走が難しいコースで更に厳しい規定タイムをクリアしなければならないというワケです。鬼です。

 

また、TAに於いて重要となるテクニックがあります。それが「トリプルスピン」です。

これはラスボスを倒すと解放されるアクションであり、スピン直後にタイミングよくもう一度スピン、さらにもう一度スピンとすると少し加速するというアクションになっています。

基本的にTA中はこのトリプルスピンを連打して進みます。連打と言ってもBPMで言えば165~170ぐらいの速度なのでそこまでキツくはないですが、ずっとやってるとさすがに疲れてきます。また、四角ボタンを連打しながら×ボタンでジャンプしたりスライディングを挟んだり、果てはマスクパワーを使用したりと、操作がとんでもなく忙しくなります。

そしてそのキツい操作の果てにノーミスで走破したにも関わらず規定タイムを逃した時の遣る瀬無さと言ったら……もう形容しがたいものがあります……

この辺マジでプレイしててコントローラーをぶん投げそうになりました。0.01秒差って何?

 

トロフィー名「じっけんきろく しゅうりょう」

条件:きおくのかけらのプラチナトロフィーコンプ

 

今作には、「きおくのカケラ」と呼ばれるステージ群が存在します。きおくのカケラステージ内で木箱をすべて破壊するとプラチナトロフィーが獲得でき、全21ステージすべてでプラチナトロフィーを獲得する必要があります。

このきおくのカケラステージは、下手すると本編より難易度の高い2Dアクションステージとなっています。この難易度が問題で、

スタッフがマリオメーカーにハマってた時期に開発したんですか?

と問い正したくなるレベルの狂った難易度となっています。

このきおくのカケラステージでは、クラッシュのアクションを活かした2Dパズルアクションじみたギミックを解きながら進んでいきます。しかし、そのギミックを突破するために要求される操作精度が異常であり、更にそのような高難度のギミックを数回連続で突破してようやくチェックポイント、という構成になっています。

このため、後半のチェックポイント付近のギミックを練習するためにまず前半の高難度ギミックを安定して突破できないとお話にならないという状況になっており、クリアまでの総合難度が跳ね上がっています。

更に、後半のステージでは運ゲーじみた周期ゲーを要求される場面や、ガチの運ゲーを突破しなければゴールできないギミック等も存在し、正直ここに関しては「難しいと理不尽を履き違えたクソゲー」だと感じました。

「エヌ・ジンのてんさいてきバウンド」「かいふくりょくテスト」「きびしいしれん」の3ステージを設計したスタッフは二度とゲーム制作にかかわらないでください。マジで。

 

以上が「ヤバいトロフィー」の紹介になります。これ以外のトロフィーは特定の行動を取ったり、ステージ内の条件を満たしてゴールしたりなどがありますが、上記4つのトロフィーを獲得する過程でほぼコンプすることが可能です。一部例外もありますが、そこまで難しいものではないのでやはり苦労するのは上記の4つでしょう。

ブッパフェとTAですが、私はまず1つのステージでブッパフェを取ってからそのステージのTAをやる、終わったら次のステージで同じようにブッパフェ→TAをやる、というサイクルで獲得していきました。

ブッパフェ狙いでステージの構造と箱を壊す流れを頭に叩き込み、直後にTAでそれを応用してノーミスで完走する、という方針ですね。

 

先述の通り、トロコンまでにかかった時間は120時間を超えました。

単調な作業を要求されるトロフィーは一切存在せず、120時間ガッツリこのゲームと向き合っていました。めちゃくちゃしんどかったですが、それでもトロコンまで走破できたのはこのゲームがとても面白かったからに他ならないでしょう。

正直何度か「これ自分のプレイヤースキルで行けるのか?」という場面もあり絶望しましたが、何度もリトライしているうちに上達を実感し、非常に達成感のある一作となりました。

ブッパフェもTAも割とボロクソに言った気がしますが、しかし達成が不可能なわけではない絶妙な高難度であり、達成できたときの爽快感は間違いなく大きかったです。

特に、初見では死ぬほど苦労したコルテックスのおしろの後半をノーミスで駆け抜けられるようになった時の気持ちよさは筆舌に尽くしがたいものがありました。95回死んで呪詛を撒き散らしていた時からよくここまで走りましたね……(自画自賛)

 

総じて、通常プレイ、トロコンまでの過程共に非常に密度があって面白いゲームでした!

日本ではあんまり売れてないらしいのが余りにも不思議です、もっと流行っていいでしょこのゲーム……

私はノーティドッグ制作の旧作には触れていないので比較しようがないですが、単体で見るならば間違いなくアクションゲームで最高峰の完成度(と難易度)を誇る作品だと思います。

フリープレイの配布期間は終了していますが、PSstoreセールの常連なので安くなってたらぜひ買いましょう。トロコンまでとは言わず、通常プレイだけでもお値段以上に遊びごたえのある一本です。

 

2. クソステージランキング

この項を書きたくて今回の記事を書いてたのに気づいたらここまでで既に5000文字を超えてた

 

さて、このゲームのトロコン難度については散々語りつくしたので、ここからは個人的に苦戦したステージを紹介していきます。通常攻略とブッパフェとTAを一緒くたにして総合的に苦戦したステージを挙げていく方式でいきます。

また、ここから先は既プレイの方向けなので特に言及しなかったゲーム内用語を利用した記述も含みます。ご了承ください。

 

10位:コルテックスのおしろ

先にも挙げたコルテックスのおしろが10位にランクイン。初見ではマスクを連続で切り替えるシーンで脳の処理が追い付かず、デス数を重ねまくりました。

というかそれ以前の単体マスクの復習みたいなステージも、そもそも結構難しくないですかアレ?カプナワとアカノが普通にキツかったです。

通常プレイでは死ぬほど苦労しましたが、しかしブッパフェ攻略では一転。アクアクを残して後半戦に挑めるほど操作が安定し、レーザーをごり押しで突破して一気に駆け抜けることができて気持ち良かったです。

TAでは更にアクアク箱が増えており、無敵時間でごり押せるシーンも増加。何回かデスを重ねたものの、通し一回目でパープル一歩手前のタイムが出せたのは結構嬉しかったです。

ブッパフェとTAではそこまで苦戦しなかったものの、通常攻略での印象が強烈すぎたためこの順位に食い込みました。

 

9位:ろじうらサーフィン

サーフィンステージ第2弾がランクイン。2回目開幕の強制進行直後の箱を取り逃してリトライした回数は数えたくもないです。

 

イエローダイヤへ向かうステージ最初の箱も地味に難しい。カメラワークの悪さと微妙な制度を要求される連続箱壊しが最悪の形で噛み合い、難易度を上げています。

そしてサーフィンステージのくせに途中に強制スクロールが挟まってくるのもクソ。ブッパフェ狙いの場合、もちろん途中の箱を壊し損ねたら最初からやり直しです。箱の位置を頭に叩き込んで、その上で完璧に操作を通さないといけないのは本当にしんどかった……

そしてコース自体がかなり長いのでTA通すのもクソめんどくさかったです。TA中の強制スクロールのイライラっぷりは異常。

 

8位:ろじうらサーフィン

聳え立つクソ。ゴミコース。

なんでこんなコースが38ステージ中の16ステージ目に配置されてるんですか?

このコースのブッパフェ取得に死ぬほど苦戦し、「あれ?中盤でこの難易度ってこのゲームのトロコンめちゃくちゃ苦行なのでは?」と気付きました。そこで心が折れていればこんなゲームをトロコンする事態にはならなかったのに……

クソポイント1!ネズミタワーと機雷のコンボ!

何考えてこんな密度でダメージ判定オブジェクト置いたんですか?そのくせアクアクが少ないので保険は1~2回程度。ゴミ。木の板。TAでは確かアクアクで突っ込んでゴリ押しました。アクアク前提やめて(切実)。

 

クソポイント2!いかだ!

半分強制スクロールみたいなもん。もちろん箱を逃したらリトライ確定です。可動式トゲ付き棍棒や大砲、忙しい操作を要求してプレイヤーのアクアクと精神力を削りに来ます。カラーダイヤコースがあるせいで2回突破しなきゃいけないのもカス。

 

クソポイント3!なぜかいるボス!

このコースだけなぜかコース中にボスがいます。なんで?なんでよりにもよってこんなクソコースにボス置いたんですか?

別にそこまで強いわけではないけど、ブッパフェを狙っている時は1度でもミスったら先述の機雷ネズミゾーンといかだゾーンをやり直しになります。そのせいで緊張感が半端ではなく、普段はしないようなミスをしたりしなかったり。

TAだとボスはいません。ギリギリ有情……なのか……?

 

7位:そびえるいわかべ

ディンゴダイルのタイムラインステージですね。ブッパフェ自体は結構簡単に達成できたんですけど、TAのプラチナレリックの規定タイムがかなり厳しくめちゃくちゃ苦戦しました。

木の足場の判定が妙に厳密に作られており、TA中に引っかかってジャンプミスをすることがしばしば……これちょっと理不尽じゃないですかね……そんなとこ作り込まなくていいから(良心)

あとはTAだと画像のニトロ箱の上のブロックがタイム箱なんですけど、これをホバリングからスピンで壊してジャンプ箱に着地するのが妙に難しくて成功率が3割ぐらいになってしまい、リトライ回数が嵩みました。最後の最後で難しいの勘弁してください……

あと、これは元のステージの「きょうりゅう だいぼうそう」でも言えることなんですけど、3連足場を渡るところ普通にクソじゃないですか?

紫恐竜の方は奥行きが死ぬほど見づらくて落下死を連発し、溶岩の上の足場渡りは1回でも二段ジャンプを使うとアウトという意味不明な厳しさのせいで落下死と追いつかれてアウトを連発しました。クソ。

 

6位:はしをかけろ

アクアク前提周期運ゲークソコース!

コルテックスくんはたのしんどるらしいけど私は死ぬほど不快でした。何このコース?

このコースがランクインした理由は、しろくまパートが難しいのもあるけどそれ以上にこのギミックのクソっぷりからです。

ここアクアク無しで突破するのはほぼ運ゲーに近いです。というかTAだと周期を待ってる暇なんてないのでアクアク前提で特攻を仕掛けるしかないです。アクアクがない?じゃあもういっかーい

というか無傷で突破できてもこの次のラジコンと電気床の周期が噛み合わないことが多いのでどっちにしろアクアクは必須に近いんじゃないですかね?試行回数重ねて1回だけノーミスで駆け抜けられたけど奇跡ですよこれ

しろくまパートが難しいとは言ったものの、あらかじめ箱の位置を頭に叩き込んでおけば要求される操作精度はそこまで高くないので割と何とかなります。

しかし、TAの規定タイムが微妙に厳しく、ミスやタイムオーバーのたびにタウナパートのクソギミックを突破する必要が出てきてしまいます。

製作者はこのギミックをアクアク無しで100回連続で突破できるまで時空の割れ目に幽閉されててください。あほしね

 

5位:ハコにはこばれて

ブッとびパーフェクトトロフィーとかいう要素を考えた人間はこのステージの存在を忘れてたんですかね笑

通常プレイでクリアするだけでも何度も死んで箱の流れを覚えなきゃいけなかったのに、ブッパフェを狙うとなるとさらに「箱を全部壊して」「ノーミスで」走破する必要があります。馬鹿かよ

このステージ、何がクソって慣性が狂ってるんですよね。強制スクロールではあるんですけど、自キャラが前に進んでいるかその場に留まっているかによってスクロール速度が変化します。なんで?

そのせいで、少しでも操作ミスをするとリカバリーもままならず落下死が頻発します。

まああべこべモードでやればゲームスピードが低下するのでブッパフェ自体はちょっと楽になるんですけど、TAだと結局ノーミスで走破しなければならないのでまあうんって感じです。

で、このコース。後半ばかり注目されがちだけどコルテックスパートも結構難しくないですか?

ゴミ箱に光線銃を当てる場面とか、ニトロ箱を踏まないようにダッシュする場面で事故死を連発しました。後者はまだアクアクでケアできるけど前者はエイムをミスったら即死なのでプレッシャーが大きかったです。序盤のギミックなのが救いでしょうか?

 

4位:ニトロさくせいちゅう

コース長すぎ!TAのタイムキツすぎ!馬鹿!!!!!!!!!

そこまで難しいポイントはないけど、全体的に突破率が7割ぐらいのギミックで構成されていて、それが超長いコースにまんべんなく配置されており、TAを最後まで通すのに滅茶苦茶苦労しました。初回通しでは確か10秒落ちぐらいで、そこから2回ほど通した結果がコレ。

正直心折れるかと思いましたよ。コントローラーを持つ手に思わず力が入ってしまいました。

初見の時は壁走りの先に歯車があるゾーンでデス数を重ねましたが、イカイカ違法持ち出しバグを知ってから突破率が安定しました。

正直このバグ利用しなかったら1位になっていたかもしれないぐらい苦労したステージです。イカイカ持ち出しバグを利用してもリトライする羽目になるとは思わなかった……

これは完全に余談なんですが、このバグを利用したTAのWRを見てめちゃくちゃ笑いました。ぼくのしってるげーむじゃない!!!

www.nicovideo.jp

 

3位:どくヘドロトンネル

1ステージが長すぎる!!!!!!!!!!!

加減しろ馬鹿!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

というわけで3位はみんな大好きどくヘドロトンネル。通常プレイの時ですら「このコースいつ終わるの?」と思いながらプレイしていた超長いコースにカラーダイヤステージという長大なおまけまで付いてくる!やったね!

 

……馬鹿ですか?

私の腕だとどうあがいても通し12分ぐらいかかります。つまり、その間ずっとノーミスに気を配り、箱を見逃さない集中力を要求されるわけです。当然、終盤のステージなので即死トラップもダメージオブジェクトもぶっ飛び特盛!

 

う~~~~~~~ん、クソコース!w

 

12分走った後だと、こんな単純な構造すらも手が震え冷や汗が噴き出すほどの難易度に見えてきます。

一度ここでミスしたときはトロコン諦めて不貞寝しました。まあ起きてすぐこのゲーム起動したんですけどね。アホ?

 

個人的に一番難しかったのはココ。スライディングとジャンプのタイミングが完璧に噛み合わないと足場に届きません。このギミックが序盤にあって本当に良かったです。終盤にあったら100%モニタとPS4を破壊していた事でしょう。

 

いろんなゲームをプレイしてきましたが、この画面以上に絶望したシーンは存在しないかもしれません。本気で一瞬目が眩みました。このゲームは健康に悪いです。

 

TAはそこまで苦労しませんでした。「カラーダイヤステージを攻略しないで良い」という事実に心がルンルンしていた記憶しかありません。

 

2位:ガスモキシアへようこそ

クラッシュ、お前もうシュナーグル降りろ

このコースは私の腕だと通し10分以上かかります。ボーナスステージで沼るともっとかかります。ブッパフェを狙っている最中にシュナーグルパートで箱を逃した時は「俺なんでこんなクソつまんねえゲームやってるんだ?」ってなりました。

というかシュナーグルで木箱の上に着地するとそのまま乗り上げる仕様なの意味わかんなくないですか?

特にここのシマ箱。この箱をジャンプで壊そうとして箱の上に着地してそのまま破壊できずに見逃す事故が多発しました。クラッシュだと踏めば壊れるのにシュナーグルに乗ってると踏んでも壊れないの理不尽すぎる……シマ箱だから5回踏まなきゃダメなんですかね?じゃあそれをこのパートに置くなよ!

ここの4箱を考えた人間は精神ネジネジマシーンでゆがんだ精神に改造でもされたんですかね?何食ってたらこんな意地の悪い配置を考えつくんでしょうか。

ここは踏切をちょっとでもミスると落下死。要求される操作精度がそれなりに高いのに集中力の切れる最終盤にあるのが最高にクソ。

そしてラストのこのヒトデ。ここまでノーミスで来て油断しているプレイヤーを確実に仕留めようという邪悪な意思が感じられるトラップですね。シュナーグルに親でも殺されたんですかね?

 

カラーダイヤステージの恐竜ラッシュゾーンも大概クソだと思っていましたが、二段ジャンプで頭上を飛び越せることに気づいてからは若干楽になりました。若干ですが。

このステージは2つに分けてもよかったのでは?ほんと長いコースってクソだわ。

 

TAはブッパフェ狙ってた時の箱壊しルートが体に染みついてたので数回のトライでプラチナレリックを獲得できました。完走率はアレでしたが……

 

1位:そらとぶラッシュアワー

ザ・キング・オブ・クソコース!

☆祝☆クソゲーオブザイヤー2020!!!!

なんでこれ1コースにまとめたんですか?馬鹿?2本遊べてお得なコースですか?

このゲームの全体的な問題である「1コースが長すぎる」の極致みたいなコース。ディンゴパートとタウナパート別コースでもなお難しいと思うんですけどこれ?

長いだけなら良い(よくない)けど、数々のギミックがプレイヤーを殺しにかかってきます。

まずここ。ニトロドローンの密度ふざけてます?その上奥の4箱を壊さなきゃ当然ブッパフェは取れません。ハァ?

最適解はアクアクを装備して特攻し、ニトロドローンを破壊することです。ただし、ニトロドローンに気を取られていると小さい車は落下していきます。馬鹿?

アクアクが無ければどうしようもありません。まあたまーにノーダメで突破できるけど全く安定しません。クソ。

まあこれは前半のディンゴパートにあるだけマシです。問題はタウナパート。

??????????????????

ゴール直前にアクアク箱置く意味あります?嫌がらせ、当てつけ以外の理由があるなら教えてください!ただでさえここの車渡りパートは死ぬほど難しいのにアクアク箱の存在がその難易度を異常なものに跳ね上げています。もちろんここでミスでもすれば子のクソ長いコースをディンゴパートからやり直しです。クソが。

アクアク箱に関しては、手前からフックでギリギリ届くみたいです。だからといって車渡りの難易度がそこまで緩和されるわけでもないんですけどねwwwwwwww

 

タウナパートにはレール滑りがあるのも厄介。

フックで壊す箱を取り逃したり、シャッター開放と電車の回避の手順をミスってデスしたり……ここで死んでディンゴパートからやり直しになった時のしょーもなさたるや……

 

TAは車渡りパートが全然突破できなくてバカほど苦戦しました。最後の最後で超難度のギミックを設置してくるのは本当にやめてほしい……まあ1発でプラチナレリック取れる程度には緩い規定タイムだったのが救いでしょうか?

 

総合的に見てぶっちぎりナンバーワンのクソコースでした。このゲームはめちゃくちゃ面白かったけどこのコースだけは二度とやりたくないです。

 

3.まとめ

ふとしたきっかけでプレイしてみたゲームながら、通常プレイからトロコンまでみっちり楽しんでしまいました。

さっきも書きましたが、このゲームがあんまり売れていないという事実が理解できません……絶対もっと流行っていいでしょこのゲーム、マジで面白かったよこれ

 

私はクラッシュバンディクーシリーズを触るのは初めてだったのですが、106%まで完走する過程が本当に楽しかったので過去作を触ってみたい欲が出てきてしまいました。近いうちにぶっ飛び3段盛りの方を買ってプレイするかもしれません。

 

106%のボーナスエンディングが次回作を匂わせるような感じだったので、この路線で5発売しませんかね……?出たら買いますよ!

 

予想以上にハマってしまったゲームへのお気持ち表明をしてたらいつの間にか1万文字を超えてました。一番馬鹿なのは私かもしれません。

 

 

では、私はスプラ3をやりに行くのでこのあたりで。

 

一番のクソギミックは単体では"とびはねニトロ箱"だと思います!あれ考えた奴は人類に故郷の森を焼かれでもしたのか?

 

追記(2022/10/20)

クラッシュ4がsteamでリリースされたと聞いてウッキウキでストアページを見に行ったらおま国されてて泣きました。

store.steampowered.com

日本語フル対応なのになんでおま国されてるんですか……ヘイト企業Activisi○nは謝罪しろ!